こんちには。驟雨(@anime_activity)です。
今回は1月18日(土)に公開したての映画『劇場版ハイスクール・フリート』の紹介と感想を書きたいと思います!
ちなみに横須賀の聖地巡礼もしましたので良ければご覧下さい!
はいふり=ハイスクール・フリートとは?
『ハイスクール・フリート』は2016年に放送された艦隊ものオリジナルアニメです。
また2017年にはTV版の続きを描くOVA前後編2本が制作されました。
TV版あらすじ
海の安全を守る職業「ブルーマーメイド」に憧れ、横須賀女子海洋学校に入学した岬 明乃は航洋艦「晴風」の艦長に任命され、クラスのメンバーと共に海洋実習に参加する。
艦を動かし、目的地へと向かうだけの安全な航海のはずが、彼女たちを待ち受けていたのは、数々の危機。教員艦からの突然の発砲、暴走する他学生艦との戦闘、救難船の救護活動など、数々の困難を辛くも乗り越え、無事に陸に帰還したことで、メンバー同士の間に固い絆が結ばれた。
OVAあらすじ
その騒動から1ヶ月後、テスト休みを満喫する晴風メンバーに新たな危機が訪れる。それは晴風クラスが解体されるというもの。晴風メンバーは、動揺しながらも再び一丸となり、クラスの解体を阻止したことで、絆をより深めていくのだった。
(劇場版ハイスクール・フリート公式サイトより引用)
そしてOVAの続きとなる劇場版のあらすじがこちら。
劇場版あらすじ
そして、晴風クラス解体危機から3ヶ月──横須賀では、呉・舞鶴・佐世保を含めた全女子海洋学校の生徒が一堂に会し文化祭と体育祭を行う「競闘遊戯会」が開催され、明乃たち晴風クラスのメンバーも歓迎祭の準備に追われていた。
大和・信濃・紀伊など超大型艦のクラスも集い、様々な演し物や競技で賑わう中、彼女たちに新たな危機が迫っていた……! (同引用)
どうでしょうか。ばっちりでしょうか。
まだ見てない人はTV版もOVA版もアマゾンプライムで配信していますのでぜひご覧下さい。
ハイスクール・フリート アマゾンプライムビデオ
劇場版ストーリー解説と感想みたいなもの!
※ネタバレのオンパレードです!未視聴の人は観ちゃダメ!
※1回視聴のため詳細や前後関係が間違えているかもしれません。
※前半は感想多めですが後半はほぼストーリー紹介になっちゃってます…
前半:学園のお祭りパート
まず最初に、横須賀港に呉女子海洋学校、舞鶴女子海洋学校、佐世保女子海洋学校の3校の艦隊が勢ぞろいしてやってくる圧巻のシーンから始まります。
そのどれもが旗艦に大和型戦艦を有しています。
(呉が大和、舞鶴が信濃、佐世保が紀伊、そして言わずもがな横須賀は武蔵)
史実では大和型戦艦は1番艦「大和」2番艦「武蔵」だけしか造られませんでしたが、「はいふり」の世界では3番艦「信濃」4番艦「紀伊」も造られたことになっています。
まさに幻の艦隊集合!!これだけで劇場に行く価値はあるでしょう。
そして集った4校によって「競闘遊戯会」が開催されます。
まあその名前の通り、各校で店をやったり展示を出したり、色々な競技でバトルしたりして、交流して遊びましょうというもの。
横須賀の晴風クラスも様々な出店をしていました。
焼きそばフランクフルト…って文化祭かよ(笑)
メイタマが(いつもの)漫才をやってみたり…。
自主製作映画を上映してみたり…(やはり任侠ものです)。
また海洋学校や艦隊をネタにした同人誌を頒布したり…。
内容が恋愛なのかエロなのか分かりませんが、何やら怪しげな同人誌に対して無頓着なミケちゃんと、察して赤面するシロちゃんの対比が良かったですね…!
そしてなんといっても目玉はお風呂!
機関長のマロンが旧晴風のボイラーを利用しテントでお湯を沸かすという出店。
自衛隊みたいなことやってますね(笑)
しかも洗い場まであるという親切すぎる設計。
あくまでイベントなんだから身体洗う人なんていないでしょ(笑)
ところがどっこい。
湯舟に浸かっていたミケシロが湯舟を出て身体を洗いに行くではありませんか。
少量だけ付いた泡でお肌を晒す日本アニメの伝統芸…最高ですね。
洗い場はこのために設けられたようです。マロンさん茶々入れてすみません。
そんな祭のさなか、ミケシロはハーフの少女スーザン(スーちゃん)に出会います。
所持金30円のスーちゃんにたこ焼きをおごってあげるミケちゃん。人徳ですね。
その日の夕方、古庄教官に呼ばれたミケシロ。
比叡の艦長が不在になるため、シロにその艦長をやってほしいと頼まれます。
ここでシロは晴風に残りたい思いと念願の艦長職に就く思いで揺れます。
その夜、2人は公園で再びスーと会います。
どこからか捕まえてきた魚を焼いているのを発見し慌てて消火。
(公園は焚火禁止なので)
さらにスーはそこでテントを敷いて寝ると宣言。
自由過ぎるよこの娘…。
ここでミケちゃんは「1人じゃ危ないから私たちも一緒に寝る」と言います。
うん、ぐう聖なんだけど女子高生がそんなとこで寝るのか…
枕もとでミケシロが見つめ合ってるシーンで堕ちちゃいましたね…。
しかしスーに「昼より仲良くない」と見抜かれるミケシロ。
やはりロリは勘が良いです。
次の日は競技中心。
まず行われたのが海上艦艇レースでした。
しかしこれが普通じゃない。
コースには機雷が仕掛けられていて、通ると爆発します。
危なすぎるだろと突っ込みたくなりますがこれが「はいふり」。
晴風クラスも奮闘しますがミケがぼーっとしていたために遅れを取り完敗。
そして海上ステージでのチャンバラ。
女子高生たちがスクール水着姿でチャンバラします。
うーんちょいポルノ路線のバラエティー番組かな?
ここでも晴風クラス完敗。ダメダメじゃん。
そして最後は図上艦戦。
さいころで進んで敵艦隊を攻撃するという盤上ゲームのようなもの。
暗黙の了解により各艦長が出場するはずでしたが晴風からはミケシロの両方が出ることに。
シロは大和の艦長を破り、ミケとの決戦に挑みます。
しかし途中、付近で爆発事件があり、試合は中止に。
それはスーが海上フロートを港の出口に運んで爆発させたものでした。
海賊の手下なのかと思われたスー。
しかし彼女は「フロートを運搬すれば日本のどこかにいる父を探してやる」とそそのかされ海賊に利用された一般人で、爆発も計画も知らされていませんでした。
この少し前、真雪校長のもとに悪報が届いていました。
海賊が日本の海上プラントを強奪し、自分の海上要塞にドッキングさせようとしていたのです。
これを阻止すべくブルーマーメイドを現場に派遣しようとしていましたが、港内の爆発により港の出口が塞がれ、出港不能となってしまいました。
そこで動いたのが海洋学校の生徒たち。
艦隊は港外に停泊していたため、現場に向かえるのは彼女たちだけでした。
要塞はアメリカ軍の攻撃により武装が剥がれたとされていたため、校長は海賊からの武力的脅威は薄いと判断し、彼女たちの要請を飲みます。
そして唯一動けたブルマーの「べんてん」を先頭に、海洋学校連合艦隊が出航します。
後半:怒涛の戦闘パート
まず最初に海上プラントを奪い返します。
これは海賊に囚われたプラントの人質たちを取り返した後、海賊を制圧するといもの。
武力衝突が予想されるためブルマー隊員だけで行われました。
真冬艦長がマントをたなびかせながら海賊をバッタバッタと倒していく姿は、ヒーロー活劇のようでした(笑)
ほどなくしてプラントは奪還されます。海賊が弱すぎる。
次に海賊の要塞を破壊します。
この要塞は推進機構があり移動式のため、逆上した海賊が首都圏に侵入して攻撃することも想定されたためです。
これが、要塞中央にある推進機構まで艦船で乗り込んで破壊する計画らしい。
…そんな図体でかい艦船で乗り込むんですか?!?
あとこの計画自体スターウォーズかよって突っ込みたくなりましたが(笑)
まあそのためには頑丈な外郭に艦船が通れるくらいの風穴を開けなくてはなりません。
で活躍するのが大和型戦艦たち。
超遠距離射撃で敵に気付かれる前に砲弾をぶち込みます。
ここで用いられるのが「交互撃ち方(交互射撃)」と呼ばれるもの。
大和型だと三連装砲塔なので「左右で撃っては中で撃つ」を繰り返します。
これは弾着観測を的確に行い、かつ再装填と照準修正の時間を確保するためです。
大和型戦艦4隻が一列に並んで一斉に砲撃している姿に圧倒されます…。
いやもうCGのクオリティーがすごい。
特に発射後のフラッシュと砲煙の上がる様子がリアルで良かったです。
そして要塞に乗り込もうとしますが穴が小さく、乗り込めるのは晴風だけという状況に。
さらに要塞の武装が生きており反撃を開始したことで事態は深刻化します。
急を要する事案のため、許可を受けて晴風は要塞に乗り込みます。
要塞内の武装を破壊しながらなんとか中枢に乗り込み、巨大魚雷を以てこれを破壊します。
しかし破壊されたのは外郭だけで、実はさらにその中に機関がありました。
ここで使われるのが、みなみさんのセグウェイみたいなん(笑)に魚雷を乗せた遠隔操作式の自爆兵器。
これが機関まで到達し爆発。機関は火を噴いて崩れ落ちます。
崩れ落ちる要塞から間一髪脱出した晴風…!
また海の平和が守られました。
横須賀に帰還した後、シロは晴風に残ることを決めます。
仲間との時間が何よりも大切… 感動のラストですね。
良かったところ、気になったこと、まとめ
良かったところ
・ミケシロ尊い。
・スーちゃんかわいい。
・大和ファミリーヤバい。
気になったところ
・シロは比叡の艦長をしなくてよかったのか?(代わりはどうするんだ)
・スーちゃんはあの後どうなった?(お父さんに会えたの?)
・ミーちゃんの出番が少ない。
‥‥ってかなんでミーちゃん風呂に入ってねえんだよ!!!!!!
はい。まとめです。
前半のパートは作画も良くキャラの絡みも豊富で楽しめました。
後半のパートもとにかく艦隊のCGに目を見張りましたね…。
今回ぶっちゃけ中盤以降は作画が怪しかったですが…
円盤で修正されることを期待しましょう!
全体的に見れば、お祭りパートあり戦闘パートありで最後にほっこりする、良い映画になっていたと思います!
これからの展開にも期待して良いですよね???
管理人追記
管理人もはいふりの劇場版を観に行ってきました!
そのついでに映画館に付属のカフェではいふりコラボを開催していましたので、その様子を紹介したいと思います。
オリジナルメニューの「ブルーマーメイド」を注文しました。
購入特典のマグネットはみけちゃんでした!
お味のほどは、すごく酸っぱかったです。
後はパネルスタンドも飾ってあったので撮影してきました。
ちょっとぼやけちゃってますね…
以上です! 最後までお読みいただきありがとうございました。