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聖地巡礼

ばくおん!! 修善寺温泉聖地巡礼(単行本15巻)

こんにちは。ブログ管理人のkoutakakahoです。

かなり久々の更新になってしまいました…(去年ぶり?)。修論やら就活やらで中々ブログを書く時間が取れていなかったのでした。

ただ、聖地巡礼はこまめに行っておりまして、今回は『ばくおん‼』で登場した伊豆修善寺温泉に聖地巡礼に行ってきました。

今回はその時の様子をご紹介できればと思います。

ばくおん‼ とは

『ばくおん‼』とは、おりもとみまなによる女子高生×バイクのコメディ漫画作品です。秋田書店の「ヤングチャンピオン烈」にて2011年から現在に至るまで連載が続けられている人気作品で、単行本は15巻まで刊行されています(2022年9月現在)。

2016年には全12話でアニメ化されています(オープニングは疾走感があって個人的に好きな曲です)。

今回、聖地巡礼に行った伊豆修善寺は第103話「しゅぜんじ‼」にて登場します(単行本では15巻に収録されています)。第101話の「あさぶろ‼」から続く伊豆ツーリング編の一環としてバイク部のみんなで訪れた場所となっています。

修善寺は夏目漱石や井伏鱒二といった文豪にゆかりがあり、また源頼家が暗殺された場所であるなど長い歴史を持った名所でもあります。

作者のおりもとみまなさんも、修善寺を訪れた際の写真をTwitterにアップされています。

修善寺温泉聖地巡礼の様子

今回、私koutakakahoは夏休み期間を利用して1泊2日の伊豆旅行に行っていました。

今回の聖地巡礼はその2日目。三島に泊まっていたので、三島からスタートしました。

伊豆箱根鉄道駿豆線を使い修善寺を訪れました(残念ながら、バイクを持っていないのです…)。三島駅より伊豆箱根鉄道に乗られること40分弱。修善寺駅にたどり着きました。

修善寺駅からは修善寺温泉を経由するバスが出ていますのでそれに乗りました。修善寺温泉というバス停が最寄りになりますが、自分は修善寺総合会館(観光案内所などがあります)に寄るため途中で降りました。

観光案内所からは徒歩10分ほどで温泉街入り口に到着しました。

修善寺温泉の入り口近くにある「めし屋みづ」というお店でお昼を食べました。

女性にも人気のお店らしくボリューム満点ながらヘルシーなランチを楽しむことが出来ました。

私が食べたのは「花車弁当」。おかずと黒米ご飯、小皿とデザートがセットとなっているメニューでした。黒米ご飯はお替り自由なのでお腹いっぱいになるまで頂くことが出来ます。

「めし屋みづ」の花車弁当

ここでランチを済ませたのち、温泉街の方向に歩いていきました。

「ばくおん‼」で、「なんかすごい建物だな」「高そうな旅館~‼」と言われていた「湯回廊 菊屋」。ざっと調べたところ、1泊20000円からのプランで学生にはハードルの高いお宿でした。

第103話「しゅぜんじ‼」より(おりもとみまな『ばくおん‼』第15巻、秋田書店、2022年)
湯回廊 菊屋

ここを通り抜けると修善寺温泉のメインにたどり着きます。

修善寺赤橋

修善寺川は「桂川」と呼ばれています。この赤橋の右方向に修禅寺(ちなみに寺の名前は修寺で、この地域の名前は修寺だそうです。ややこしい…)があります。

先ほどにも少し書いたのですが、修善寺は明治の文豪、夏目漱石が療養した場所(「修善寺の大患」)としても知られています。

第103話「しゅぜんじ‼」より(おりもとみまな『ばくおん‼』第15巻、秋田書店、2022年)
修善寺入口

修禅寺は弘法大師こと空海が開いたと言われています。

第103話「しゅぜんじ‼」より(おりもとみまな『ばくおん‼』第15巻、秋田書店、2022年)
修善寺外観

時間があまりなかったので中までは入りませんでした。

次に向かったのは外湯。『ばくおん‼』でも触れられていますが、修善寺温泉の外湯は独鈷の湯(とっこのゆ)筥湯(はこゆ)の2つしかありません。このうち独鈷の湯は観光用の温泉であり、入湯することは出来ません。

伊豆市の観光情報サイトによると、修善寺温泉には過去に7つの外湯があったそうですが現在まで残ったのは独鈷の湯のみだったそうです。平成12年に外湯として筥湯が作られました。

第103話「しゅぜんじ‼」より(おりもとみまな『ばくおん‼』第15巻、秋田書店、2022年)
独鈷の湯(画面下が指で隠れてしまっています)

独鈷の湯も、弘法大師が発見したと言い伝えられています。本当かどうかは定かではありませんが、相当歴史のある温泉だということは伝わってきます。

独鈷の湯から徒歩5分ほどで、もう一つの湯「筥湯」に到着。

こちらは観光客用の温泉であり、隣には「仰空楼(ぎょうくうろう)」という展望楼が敷設されています。

この日は晴れていてとても暑かったので、せっかくなので一浴びしていくことにしました。

第103話「しゅぜんじ‼」より(おりもとみまな『ばくおん‼』第15巻、秋田書店、2022年)
筥湯外観

中は檜造りの新しい感じでした。男湯も作中の女湯を反転させたつくりでほぼ変わりはありませんでした。

隣の展望楼に入ってもよかったのですが、時間に余裕がなくすっかり忘れていました。修善寺全域を見渡せる見晴らしの良い観光スポットなのだそうです。

さて、最後に向かったのはもちろん「おしゃぶり婆さんの像」。聖が興味津々でバイク部のみんなを無理やり連れて行った像です。

像のある場所は非常にわかりづらいのですが、こちらの「十三士の墓」から行くことができます。

「十三士の墓」とは、源頼家暗殺後に立ち上がった13人の家臣のことですが、名前はわかっていません。
墓の周囲には放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ゆかりの地であることを示す旗が掲げてありました。

観光案内版

観光案内版にも「おしゃぶり婆さんの像」が記載されています。

看板

看板に従っていきます。

さて、ここからおしゃぶり婆さんの像に向かうのですが、中々の登山道で歩きで20分ほどかかります。

登山道

こんな感じの登り道が続くので結構きついです。

しばらく歩くこと20分ほど。少し開けた広場のような場所にたどり着きました。

第103話「しゅぜんじ‼」より(おりもとみまな『ばくおん‼』第15巻、秋田書店、2022年)
広場

ここが「おしゃぶり婆さんの像」がある場所です。

モジャこと恩紗が「ちっさ‼」と言った通り、割と地味な像です。

おしゃぶり婆さんの像遠景

 

第103話「しゅぜんじ‼」より(おりもとみまな『ばくおん‼』第15巻、秋田書店、2022年)
おしゃぶり婆さんの像

聖が「それらしく胸がまろび出てますわ‼」と興奮していた通り、少し胸がはだけているようです。

ですが、その正体はと言うと…。

岩谷観音とおしゃぶり婆さん

おしゃぶり婆さんは子宝子育ての神様で、赤子が口にするオシャブリが語源と言われている、と書かれています。残念ながら、聖が期待したような(?)訳アリの像ではなかったようです。

さて、いい時間になってきたのでそのままバスに乗って修善寺駅に戻りました。

修善寺温泉聖地巡礼

いかがでしたでしょうか。

修善寺温泉には初めて来たのですが、風情のあるこじんまりとした観光地という印象を受けました。

入浴できる外湯は筥湯(はこゆ)しかなく、他はホテルや旅館に併設の日帰り温泉となってしまうところは残念でしたが、観光客もそれほど多くはなくゆっくりできるところでした。

伊豆地方は、『ゆるキャン△』などでも登場していて注目の集まっているところです。また、別の機会に他の名所も訪れてみたいと思いました。

それでは最後までお読みくださり、誠にありがとうございました!

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