皆さん、こんにちは。ブログ管理人のkoutakakahoです。
今年の3月に待望の第4期『ヤマノススメ Next Summit』の制作が発表されてからヤマノススメ界隈がにわかに活気づいています。
9月にはところざわサクラタウンで「ヤマノススメ オータムフェス」が開催されたほか、10月からは飯能市でスタンプラリーが実施されるなど様々なイベントが開催されています。
そば処せいたろうです。#ヤマノススメNS
スタンプラリー参加しています。QRコードは店内レジ横にありますのでお気軽にお立ち寄り下さい。#ヤマノススメ #飯能 #せいたろう #石臼挽き自家製粉 pic.twitter.com/u31yluPZcU— そば処 せいたろう (@hanno_seitaro) October 23, 2021
我々もこのビッグウェーブに乗り遅れないよう山に行こう! と思い立ち、『ヤマノススメ』で登場する「ユガテ」というところに行ってきました。
登ってきたのは、ところざわサクラタウンで開催された「ヤマノススメオータムフェス」の前の週の土曜日でした。
その時の様子を紹介できればと思います。
ユガテとは?
ところで「ユガテってなに?」と思われる方も多いでしょう。
ユガテは飯能市内にある集落で、Wikipediaによると標高290メートル。ヤマノススメでは、サードシーズン第3話「飯能にアルプス⁉」で一瞬登場するほか、原作の第21巻に収録の第百八十五合目「ご当地何々って…」、第百八十六合目「花も団子も」であおいとひなたが登ります。
地元のNPO法人が整備をしており、軽食をとれるベンチやトイレなどの設備が充実しています。
今夜のヤマノススメ3話、低山の割に、体力的にも、ルートの不明瞭さ的にも、眺望的にもやたらハードと名高い飯能アルプスに登ります、どういう絵になっているのかぜひご覧ください・・・! pic.twitter.com/xKSLzLFFC5
— しろ (@siro700) July 16, 2018
▲原作者のしろさんのツイート
9月10日、ヤマノススメ21巻が出ます・・・!今回はユガテや水晶山、茶臼岳、ほかにまだ出ていないあと一座に、登ります!興味ありましたら是非ご覧いただけますと・・・!https://t.co/Ejn2k9dqLy pic.twitter.com/NTDcvUfevl
— しろ (@siro700) August 27, 2021
サードシーズンで登場したと言っても、第3話で飯能アルプスにあおいが挑戦したときに、駅にあった看板を見て「ユガテって何だろう?」と思うシーンで登場しただけで登ったわけではありません。ですから、知らなかったとしても不思議ではありません。
今回我々がユガテに行こうとしたのは、9月に発売された原作第21巻で登場し、そしてあおいとひなたが登っているためでした。
ユガテは一応ハイキングコースとして認定されてはいるようなのですが、マイナーであまり登った人もいないようです。
飯能アルプスを訪れた時の記事はこちら!
ユガテに行こう!
当日、池袋駅から西武池袋線に乗り飯能駅まで行き、そこで秩父行きに乗り替えました。
ユガテの最寄り駅は、西武池袋線東吾野駅です。
西武池袋線飯能駅からは4駅、約15分程度で着きます。
写真を見ていただければわかる通り、駅にはペットボトルの自動販売機とコインロッカーしかない上、周囲にはコンビニすらないため事前に準備が必要です。
我々は飯能駅内にあるコンビニで必要な食べ物を買っていきました。
駅から出るとすぐにユガテの看板があります。
あおいが向かった飯能アルプスの天覚山とは逆方面、駅から見て東側に向かいます。
東吾野駅からユガテに至る登山道まではめぼしい交通手段(バス等)がないため、徒歩で行くのが良いでしょう。
目印となるのは東吾野駐在所。高麗川を渡り駐在所まで約5分程度、そこから道なりに北に向かって進み途中右折しそのまままっすぐ進みます。
途中、福徳寺というお寺があり(駅から約15分)この横を通り抜けて行くルートもあり、原作では飛脚道というこちらのルートを進んでいます。
今回はこのルートを選ばずそのまままっすぐ道を進みました。
駅から歩いて30分程度、福徳寺からは20分程度歩くと左に見える看板が見えてきます。目印のこの場所で右の道を曲がります。
ここが登山口の入り口です。ここから30分程度歩くとユガテに着きます。
登山道はそれほどきつくもなく本格的な登山の準備をしていなくても十分登れるぐらいでした。
登山口から30分弱歩くと開けた場所に出ます。
奥に向かっていく道が帰り道、写真の右側が登ってきた道、左側がユガテ方面の道です。
左方向に向かって進みます。
ここからはほんの数分でユガテに到着します。我々はちょうどお昼ごろにたどり着くことが出来ました。
ユガテは「桃源郷」と呼ばれているそうで、季節ごとに咲く花といった美しい自然を楽しむことが出来ます。春には桜が咲き誇るそうですが、この時は8月の終わりでしたので残念ながら見れませんでした。
畑の中の道を進んでいくと休憩のベンチのある開けたスペースがあり、そこにユガテの看板があります。
ここの休憩所でお昼を食べました。
ここは原作第21巻でも登場していますね。
夏にはひまわりが咲き誇るのでしょうか? 残念ながら我々が訪れた時はひまわりはほとんど見れませんでした。
畑や民家があり、ここに住んでいる人がいることがわかります。訪れた時はごみをしっかり持ち帰るようにしましょう。
さらに奥に進むと「エビガ坂」、「鎌北湖」に向かう道があります。今回はユガテが目的地なのでそこまでは行きませんでした。
さて、ベンチで30分ほど休憩した後、来た道を引き返しました。
帰りは、先ほど通ってきた開けた場所の分岐で左側に向かい行きとは別のルートを通ることにしました。
こちらのルートは藪が多いうえアップダウンが多少あって登山道らしい道となっていました。とは言っても距離が長いわけでもないので軽い装備でも十分通ることが出来ます。
ユガテから30分弱歩くと、橋本山という小高い場所にたどり着きました。
山とありますが、周囲に比べて少し小高いピークという感じでした。
ベンチと看板があり軽く休憩することが出来ます。
ここから西側の山々を眺めることが出来るのですが、それらが飯能アルプスです。
この日は久々に山に登ったのですが、思った以上に汗をかいており「飯能アルプスに登ってたらもっときつかったよね~」と一緒に登ったaverse氏と歓談していました。
橋本山から麓までは30分弱程度で降りられました。
おまけ:さわらびの湯
さて、ユガテは昼過ぎには登り終わり時間があまってしまったので、「さわらびの湯」に行くことにしました。
さわらびの湯は、飯能市の名栗にある日帰りの温泉施設です。飯能駅から路線バスで40分程度で行くことが出来ます。
近くに棒ノ嶺という山があり、ヤマノススメ原作第5巻ではかえでさんとゆうか、あおいが棒ノ嶺の登山後にさわらびの湯に立ち寄るというエピソードがあります。ですので、ここも聖地のひとつと言えるでしょう(『ヤマノススメ Next Summit』で出てくるのではないかとひそかに期待しています)。
我々も汗を流しに飯能駅からバスに乗って行くことにしました。
飯能駅からバスに揺られて40分程度で最寄りのバス停に到着し、そこから徒歩5分程度で到着します。
この日は休日ということもあってか非常に混んでおり、20分ほど待ちました。
中に入ると「ヤマノススメ おもいでプレゼント」のパネルが!
露天風呂もある広い浴場でしっかり汗を流すことが出来ました。
入浴後は広い畳の休憩室でゆっくりaverse氏と歓談した後、帰りました。
ヤマノススメ聖地巡礼『ユガテ編』まとめ
ということで今回は「ユガテ」に聖地巡礼してきました。
サードシーズンで一瞬出てきただけなのであまり認知度は高くありませんでしたが、原作第21巻では実際に訪れており最近知った人も多いかもしれません。
飯能アルプスほど難易度が高くなく、東吾野駅から徒歩でも1時間程度でたどり着ける手ごろなところです。
飯能まで聖地巡礼に来てせっかくだから登山して帰りたい! という時にはぜひおすすめです!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。